はーい、ねつきです。
今回も前回に引き続き
黒ねこサンゴロウの話をしていくよ。
好きな本だからさ……無限にしていたいんだよね……。
サンゴロウがめちゃくちゃかっこいい!て話はまえしたけれど……
4巻「黒い海賊船」では、イカマルっていう子目線とサンゴロウ目線が交互に入れ替わりつつ、物語が進むんだけど
このイカマル目線からみる、サンゴロウ……
はためたにちょっとお茶目なクールイケメン、なんだよね……
イカマルくんはまだ若い見習い水夫。サンゴロウを凄い尊敬していて、「親分!親分!!」と慕ってくれているんだけど
そのせいか、いつもの1.5倍以上サンゴロウがミステリアスクールでかっこよく見えます。
ちな、4巻の表紙のサンゴロウ、伸びてて凄い可愛いです♡
可愛さ無限大
イカマルくんは2巻から既に出てきてはいるんだけど、ほんとに後輩!て感じでかわいくて私は大好きです。オススメ。
5巻は「霧の灯台」と言って、
これはサンゴロウ目線でのはなし。
夏の終わり、霧にまかれて立ち往生していた所を、灯台守のネコに助けられたサンゴロウ。
そこでそのネコと仲良くなるんだけど……てストーリーだったと思う。
なんかちょっと、冒険と言うより、ミステリー?に近いかも。しんみりして物悲しい話だった記憶があります。
サンゴロウシリーズはここで一旦区切られて、
残りの5冊は「旅のつづき」シリーズに入るんだよね。
そんでもってその5冊は……
それぞれ最初に書かれた5冊に対応する話、なんです。
これがまた、お洒落、なのよね……
例えば、
旅のつつぎの1巻「ケンとミリ」は
サンゴロウの冒険シリーズの1巻「旅のはじまり」のあとの話だし
2巻「青いジョーカー」は
4巻の「黒い海賊船」の後
3巻「ほのおをこえて」は
同じく3巻「やまねこ島」の後
4巻「金の波 銀の風」は
2巻の「キララの海」……に、対応するかどうかはちょっと分からないけど
(というのも、金波銀風だけは他と違って短編集なんです)
でも、
最終巻の「最後の手紙」と「霧の灯台」は
作者がちゃんと「繋がってるよ」と言っていたので、対応してるはずです。
いや、お洒落〜……こういう物語を綺麗にまとめているのも心惹かれる所以ですね。
また、シリーズ通してみると、サンゴロウくんのカッコ良さも巻……というか、語り手によってちょっと変わって見えたりして、いいです。
1巻のサンゴロウくんなんて、改めて読み返すとめっちゃフレンドリーだし気さく。陽キャ?ってなる。
それから……文章ね。
すっごい綺麗な情景を描くんだよな……
想像しやすい上、さらに想像を書き立てるような……
私NHKでアニメ化して欲しいってずっと言ってる……この情景をアニメで見たいよ……俺は。
あと、本の装丁とフォント。
ちょっと見てほしいんだけど……
黒ねこサンゴロウ1巻「旅のはじまり」冒頭から
わかる?
文字が丸っこくて可愛いんだよね
サンゴロウシリーズは10巻全部このフォントで
なんか「物語」て感じがしてすごい好きです。
さて。
お次は続編、三日月島のテールシリーズを話したいんですけど……
さすがに眠くなってきたのでまた今度。
でも今週末は、ついに待ちに待ったアラバキロックフェス にいくので
多分テールの話は一旦置くと思います。
ま、好きな本の話なのでね、多分いつかそのうち絶対やるよ。
て訳でおやすみ〜